令和6-7年度東小日記

No9 令和6年11月1日(金)【5年生】お米作りプロジェクト~東小の先輩から学ぶ知恵と技~

 5年生は、春から秋にかけて、総合的な学習の時間に「東小お米プロジェクト」という体験学習を行っています。本校の水田を活用し、地域の農家の方を講師として招き、6月には「代掻き」と「田植え」を行いました。それから秋までの約4か月間、水の管理をしたり、小動物に稲を荒らされないようにネットを張ったりしながら来る秋の収穫を5年生の子供たちは楽しみに待っていました。

 そして10月22日(火)、いよいよ待ちに待った収穫の日がやってきました。穂が黄金色に輝く頃になると収穫の適期と言われており、東小の稲穂も見事に収穫の時を迎えることができました。
講師の先生のお話を真剣に聞き、5年生の子供たちは収穫作業に懸命に取り組んでいました。収穫体験をしながら、
「こっちにもまだ稲が残っているよ。」
「一粒も残さないように収穫しよう!」
「中にお米が入っていないものもたくさんあるね。」
「こんなに苦労して育ててこの量のお米しか収穫できないなんて、お米を作る農家の人は大変なんだね。」
と感想を交わし合う子供たちを見ながら、
「こういった体験を通して、農家の方々の苦労や思い、そしてふだん何気なく食べている食料の価値について学べる機会があるのは、とても貴重なことだな。」
と思いました。

体験学習が終わった後、講師の先生と少しお話しさせていただく時間がありました。 講師の先生は、東小学校を卒業された先輩で、現在も校庭にある「プレイマウンテン」の建造にも関わった方であることを教えてくださいました。当時の子供たちが手作業で土を盛ってその土台を作ったそうです。 思いがけぬ機会に、こうして東小学校の歴史を生の声でお聞きし、改めてその歴史の重みに胸がいっぱいになりました。 1月25日(土)に開催される東小学校開校70周年記念式典まで、あと約3か月。少しでも、この70年間に渡る先人の方々の歩みに触れる機会に出会えることを願っています。

No8 令和6年10月25日(金)図書特集~「読書の秋」で70周年を盛り上げる!~

 
 東小学校の南校舎には、図書室があります。写真は、図書室前にある「読書コーナー」です。図書委員会の児童が開校70周年を記念し、東小のみんなにおすすめしたい本を71冊選び、紹介するという企画が現在展開されています。そのリストを見てみると、低学年向きから高学年向き、さらには読書が好きな人向けの少し難しい本までとてもバリエーション豊かなものになっています。保護者の皆様にも、ぜひ御来校の際には少し立ち寄って御覧になっていただければと思います。

 そんなすてきなコーナーを眺めていると、ふと図書室の隣にある「相談室」から、和気あいあいとした声が聞こえてきました。
中に入ってみると、真剣に何か作業をされている保護者の方々の姿がありました。お話しを伺ってみると、
「東小の子供たちのためにパネルシアターの準備をしているんです。」
と教えてくださいました。写真はその時の様子です。(とても完成度が高く、驚きました!!)

 相談室で作業してくださっていたのは、「図書ボランティア」の保護者の皆様でした。御多用の中、東小の子供たちのために時間を作り、このように一つ一つ心を込めて「手作りのパネルシアター」を用意してくださっています。(3月に子供たちに披露する予定です!)  以前にも図書ボランティアの方々による「パネルシアター」が開催された際に、 「こういった取組を通して、東小の子供たちが少しでも本に興味をもって、読書をする機会を増やしてくれたらうれしいです。」 とボランティアの方がお話しして下さったのをふと思い出しました。  今も昔も、東小学校の子供たちは保護者や地域の方々に温かく支えられて、こうして安心して学校生活を送ることができています。  この日記を御覧いただいている保護者の皆様におかれましても、日頃から様々な場面で御理解と御協力をいただいていますことを、改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。  今後とも東小の子供たちのために、温かい御支援と御協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。

No7 令和6年10月3日(水)【3年生】~「かげおくりのよくできそうな空だなあ。」~

表題は、光村図書 国語 3 下巻 あおぞら「ちいちゃんのかげおくり」より抜粋

3年生は、国語で「ちいちゃんのかげおくり」という物語文の学習をしています。


「ちいちゃんのかげおくり」は、第2次世界大戦の恐ろしさを描いた物語です。体の弱いお父さんを戦争に送り、家族3人の暮らしが始まったちいちゃん。夏のはじめのある夜、ちいちゃん一家は空襲に遭います。空襲で焼け出されたちいちゃんは一人ぼっちになり、空腹に絶え、それでも懸命に生きながらえようとします。
戦争とは一体どんなものなのか、この学習を通して3年生の子供たちは一生懸命に学んでいます。
 写真は、物語に出てくる「かげおくり」を実際に行っている様子です。子供たちの姿を見ながら、ふと、
「開校してから70周年を迎える東小学校は、戦争を乗り越えた先人たちの願いや努力があってこそ、今ここにあるんだなあ。」
と思いました。
これまでの「東小日記」でもお伝えしたとおり、東小学校はまさに開校当時のPTAや地域の方々による「手作りの学校」です。過去の歴史をひも解きながら、
「これほどまでのPTA・地域の先人方の熱量はどこから来るものだったのだろう。」
と考えたこともありました。そして、戦後日本が復興に向かう中で、
「一日も早く子供たちが平和で幸せな暮らしを送れる世の中になってほしい。」
と願う強い熱量が、この東小学校を誕生させたのだろうと考えました。
戦後79年目を迎え、東小学校開校70周年となる今、そんな先人たちの思いや暮らしを想像して、御家族で話し合ってみてもよいかもしれません。

No6 令和6年9月18日(水)【東小学校の歩み】~昭和32年、「手作りのプール」完成!~

今回の東小日記も、歴史特集「東小学校の歩み」をお届けします。
写真は、昭和32年の東小学校の校庭です。地域・PTAの方々の「一日も早く学校にプールを!」という思いの下、プール建設予定地で行われた地鎮祭の様子です。プールの建設は、なんとお父さんやお母さんたちによる手掘りで行われたそうです。東小学校の子供たちのために懸命に作業してくれたお父さんやお母さんたちの努力により、昭和32年(1957)には、市内の小・中学校で一番早くプールが完成しました。
完成当時、夜になると泳ぎと洗濯に来る人がいて当時の校長先生とPTA会長さんが夜中まで見張りをしていたそうです。

↓現在の東小学校のプール

No5 令和6年8月2日(金)【東小学校の歩み】~開校当時の東小学校~


今回の東小日記も、歴史特集「東小学校の歩み」をお届けします。
写真は、昭和29年の東小学校の様子です。さて、一体何が行われている時の様子でしょうか。
校庭に設営されているテント、体育着姿で走る子供たち。そしてそれを見守る多くの方々。おそらく一目でお分かりになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは、開校当時の運動会の様子です。
開校当時の東小学校は、東京都下で一番広い敷地を持ち、児童数はなんと1202名、学級数は21学級もありました。しかし、学校とは言っても、軍から払い下げの2階建ての一部はアパートになっており、住人が洗濯物を干したり台所の水を窓から捨てたりと現在の状況とはかけ離れたものだったそうです。(写真を見ると、2階部分に東小学校に住んでいる人たちの洗濯物も見えます。)
それでも、写真からも伝わってくる当時の東小学校の子供たちは元気いっぱい!多くのPTAや地域、教職員の方々に温かく見守られながら安心して学校生活を送っていたのだろうなと思いました。